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一期一会のある暮らし
0から1を生み出すには
(上)

ichigo16-1  皆さんは時々、“目の前にある物すべて!”が実は「石油」として、
或いは「鉄鉱石」や「石灰岩」として、はたまた「水」や「塩」として“地下”や“地表”に存在していたことを意識されたことがあるだろうか。目
を見張るような“超高層ビル”も、驚異の人工頭脳と言われる“スーパーコンピュータ”も、超スピードで疾駆する“新幹線”も、大空を飛び回る“大型ジェット機”も、元は?と言えば、地球上に自然に存在する“原材料”によって形作られている。人類が地球上に現れる以前は、これらの“原材料”を加工しようという者は無かった。人類だけが“ある特別な武器”によって、これらの“原材料”を様々な形に変えていったのである。

  “0から1を生み出す!”ための“ある特別な武器”とは何か?それはズバリ、想像力(イマジネーション)と創造力(クリエーション)である。「火」は、“山火事”や“落雷”といった自然現象によって人類が偶然に手にした物かもしれない。しかしながら、土を掘り粘土を取り出し、それで器を形作り「火」で焼き固め、「水」を保存するための“甕(かめ)”を作り出すことは決して偶然に成し得ることではない。まさにそれまで誰も見た事も聞いた事も無い“甕”という物体を世に生み出す為には、相当“多段階”の“想像力”と“創造力”を必要としたに違いないのだ。

  人間には二つのタイプが存在するという。一つ目は、まさに0から1を作り出すのが得意なタイプであり、もう一つは、1を10に改良発展していくのが得意なタイプである。どちらも重要な役割であることには違いは無いのだが、「0から1を生み出す!」ためには、優れた“想像力”をストーリーテリング(物語を語ること!)の力に置き換えて、数多くの人々と“情報共有”出来ることが必要だ。スクリーニング(場面の想像と要因分析)を繰り返すことによって、“影も形も無い!”状態から、段々と具体的なイメージが生まれてくる。

  そして、そのイメージをストーリーテラー“語り部(かたりべ)”が“具体的な動き”や“言葉”に置き換えて他の人に伝える!更にこの物語を伝えられた側が、この“イメージ”を、“創造力”を使って“立体造形”することによって、ついにこれまで世の中に存在していなかった物が、現実の物となる訳である!

  次回は、私が尊敬してやまない「ウォルト・ディズニー」の手法を語ろう。