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一期一会のある暮らし
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北朝鮮の脅威や、ドーピング問題によるロシアの不参加、また韓国経済低迷の影響によるチケット不人気など様々な困難を乗り越えて、いよいよ第23回冬季五輪“平昌大会”は2月9日20:00~21:50に行われる“開会式”からスタートする。(ちなみに日本と“平昌”の時差は全く無い!)そして15競技102種目の熱戦が2月25日まで17日間に亘って繰り広げられる。参加する国は90ヵ国以上、参加人数も6,000人を超えるそうだ。ただ、開会式が行われる“オリンピアプラザ”には屋根が無く、夜8時前後には予想気温が-10度以下になるため、3時間以上をここで過ごす人々への影響が心配されるが、さてどうなるだろうか。

夏季五輪がアテネで初めて開かれたのが1896年で、冬季五輪はそれから遅れること28年、1924年に第1回大会がフランスのシャモニーで開催された。読者の皆様もご存じのとおり、1992年の“アルベールビル五輪”までは夏季五輪と冬季五輪は同じ年度に開催されていた。しかし夏季大会よりも知名度で劣る冬季大会への関心を高め、テレビ放映権料やスポンサー集めを有利に進めたいというIOCの意向で“リレハンメル五輪”は“アルベールビル”の2年後1994年に行われ、以後、夏季五輪と冬季五輪は2年おき交互に行われるようになったのだ。

これまで、日本が冬季五輪で最も多くのメダルを獲得したのは第18回“長野大会”の10個で、その内訳は“金5、銀1、銅4”だった。次に多かったのが、 第22回“ソチ大会”の8個“金1、銀4、銅3”なのだが、果たして“平昌大会”ではいくつのメダルを獲得出来るか、日本の“有力種目”と“選手”を見てみよう。まず一番“金メダルに近い”と期待されているのが冬季五輪の華“フィギュアスケート男子”の「羽生結弦」選手だろう。11月9日のNHK杯公式練習中に右足の靭帯を損傷してしまい、結局“グランプリファイナル”にも“全日本選手権”にも出場出来なかったが、彼が欠場した大会を見る限り「羽生結弦」を超える者はいないというのが実感だった。怪我の回復はもちろん重要な要素だが『僕に不可能の文字はない!』という彼の言葉を信じたい。またこの種目、着々と地力を付けている「宇野昌磨」選手も期待の星だ。次にここに来て無類の強さを見せている“女子スピー ドスケート”だが、短距離の「小平奈緒」、長距離の「高木美帆」両選手は間違いなくメダルへの最短距離に居る。地元韓国勢もこの種目相当力が入っており、かなりの熱戦になるだろう。あまり馴染みのない種目ではあるが、“女子ハーフパイプ”(スノーボードで円筒形を半分にしたようなコースを滑り降りながら、様々な技を繰り出す競技)には世界から最も金メダルに近いと言われている「小野塚彩那」選手が出場する。メダル獲得を有望視されていた“女子ジャンプノーマルヒル”の「高梨沙羅」、「伊藤有希」両選手は、世界選手権で出遅れているが、長野で集中的に調整中であり間に合う事を期待したい。

後にIOCの副会長を務めた「猪谷千春」氏が、1956年に初めて男子回転の銀メダル(その時の“金メダル”は「トニー・ザイラー」)を我が国にもたらしてから既に62年!果たして“平昌”ではどんなドラマが待っているのだろうか。